「人生を踏みにじった償いはどうなるのか」

印刷

   99年に山口で起こった母子殺害事件の差し戻し審が明日、広島高裁で開かれる。この裁判は1審、2審とも無期懲役だったが、最高裁は「犯行時の18歳が、死刑を回避すべき決定的事情とはいえず、審理をやりなおさなければ著しく正義に反する」とした。

   いわば、死刑を示唆してもいるわけで、これを受けて、被告の弁護人は21人に増えた。死刑廃止論の論争が予想される。これを前に昨日、被害者の夫、本村洋さん(31)が会見して心境を語った。

   「更正がさだかでないまま、人を殺した人間を社会に出すのは無責任」
   「弁護士が代わってから、被告から手紙が4通、現金も送られてきた。弁護士の手紙には贖罪(しょくざい)のつもりとなっているが、弁護士の戦術でしょう」

   「許せないのは忘れてしまうこと。命日だとか、妻や子のもろもろを時が残酷にも忘れさせる」

   みのもんたは「幸せな人生を踏みにじった償いはどうなるのか。21人の弁護士さんたちがどういう結果を求めるのか。わたしも番組も興味津々で見つめていきたい」といった。

   明日はまた、神戸の連続殺傷事件から10年。

   「先の母親殺し(会津若松)でも、神戸の少年を英雄視するような見方もある」「社会全体で償いとは、更正とは何かを考えないと」(寺脇研)

文   ヤンヤン
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中