2024年 4月 20日 (土)

「保育料の滞納金額 5年間で89億円!」

   「払えるのに払わない」―——保育料の滞納が各地で大問題になっている。いったいいくらぐらいあるのか。

   「朝ズバッ!」が県庁所在地と政令指定都市を調べた。「厚生労働省より先に調べました。なぜかわかりますか? 待ってられないんですよ」とみのもんた。

   この結果がもの凄い。過去5年間の未回収が、大阪、東京が10億以上。京都が5億、横浜、神戸4億、札幌、堺、広島、福岡、宮崎3億‥‥トータルでは「89億5874万円!」。こう数字を読み上げたみのも、「なんで払わないの?」とすっかりあきれ顔だ。

   この数字を見た厚労省課長が「正直いってちょっとショックでびっくりしています」というのだから、これまたびっくりだ。

   払わない親たちの言いぐさがあきれる。「うちだけじゃない」「もう小学生なのになんで?」「夫が(妻が)払ってると思ってた」「保育料が高い」「家や車のローンがあって」

   自治体も必至だ。保育Gメンが自宅訪問(大阪)、市長が面談(川崎)、民間回収業者に委託(那覇)など‥‥しかし、回収の実はなかなかあがらない。高知市では保育の一部停止(2日程度)に踏み切ったところ、親たちはすぐに払ったとか。

   しかし、山形市が「自主退園」にしようとしたら、厚労省から待ったがかかった。児童福祉法で保育は自治体の義務だと。同法にある「財産差し押さえ」ならいいのか。一方で入園待ちが全国で2万人。

   「給食費だってそうですよ。バカ親がなんでこんなにふえちゃったのか」「若い母親に言いたい。女性の社会進出を助けようとする制度を踏みにじったら、社会進出なんて無理」(みの)

文   ヤンヤン
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