「河瀬さんのこと、皆さんホメません(笑い)」

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   カンヌ映画祭でグランプリ。「殯の森」=もがりのもりと読む=で受賞した河瀬直美監督にとくダネ!が「その素顔」にせまった。

   情報量は少なかったが、ニホン人でも書けないどころか読むこともできないタイトルをつけたくらいだから、一筋縄ではない女性だとは推測できる。

   紹介役の笠井信輔がいった。「河瀬さんの素顔というと、(ひと呼吸おいて)皆さん一様にホメません」もちろん笑顔。意表をつかれた。これもトーク・テクニックのひとつ。

   グランプリ作品には山里の見事なうねりの茶畑のシーンがある。「もっと見栄えがよくなりませんか、といわれてあわてました。これは自然な景観ではないんでね」(茶畑の農園主)

   真夜中に「ひらめいた!」といってスタッフを叩き起こして、深夜2時に撮影に取りかかったこともあるという。女性スタッフには「現場ではオトコを作るな」とのキツイお達しも。映画創りに没頭する彼女の情熱は、とにかく並みの監督ではなかったらしい。

   「わたしは映画のなかで生きている」――この作品にこめられたのは、彼女自身の生きるさまが投影されているようだ。離婚、再婚、介護、出産・・・深い森にさ迷ったのは彼女自身だったのか。

   「グランプリをとっても、単館上映はもったいないですね」と小倉。テレビ放映も検討されているというから‘一般大公開’を期待したい。

   さらに彼女の出産をドキュメント映画にした「垂乳女(たらちめ)」も完成しているそうだ。

文   初代不良家
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