「命がけの脱出ですね」

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   食料はソーセージとポリ袋に入った漬物。全長7.3メートル、幅1.8メートル足らずのお粗末な木造の小舟で先月5月27日に北朝鮮清律を出て、7日目に青森に漂着した脱北者家族を取り上げた。

   キャスターの小倉智昭が言う「まさに命がけの脱出」を支えたのはなにか? 「1日おきにパンを食べるのがやっと。生きているのが辛かった」という絶叫そのものの生活苦。

   運もあった。専門家によると、今が波の最も穏やかな季節で、気温も春よりは暖かい。なによりも、逃避行に警戒手薄な海路を選んだこと、レーダーに捕捉されにくい木造の小舟だったことも幸いしたようだ。

   山梨学院大の宮塚利雄教授は「なぜ脱北がわからなかったか、秘密警察がさっそく点検に入っているでしょう。責任者は処罰されるので瞬く間にうわさが広がるでしょう。こういうケースは今後増えるのでは?」とみる。

   国民の窮乏をそっちのけで核開発やミサイル開発に地道をあげる狂気の北朝鮮。忘れてならないのは、そういう狂気の国と背中合わせということ。

文   モンブラン
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