2024年 4月 25日 (木)

「コムスン会長は介護を食いものにした」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   特大ボードで貼り出した中刷り広告風のシールをめくる。ジャン!効果音。

   <「コムスン」介護事業指定打ち切り><6万人の介護難民発生の危機><相次ぐ不正 親会社会長は 元ディスコ王>・・・

   ここでナレーション。「訪問介護サービスのトップ企業に前代未聞の処分が下されました」

   本社ぐるみでウソの申請、不正請求などきわめて悪質!

   現在のコムスンの2081事業所が、数年後には約5分の1の426事業所にまで減少する見通しで、利用者は6万5000人。その大半は、結果として「追い出される」(来年以降)ことになる。

   「私たちがお金を払いこんで、その権利として受けられる介護制度は画期的なことだったんです。ところが、ここがビジネスチャンスとばかりいろんな業者が参入した。それが問題」(池上彰)

   高齢化社会となって訪問介護を必要としている件数はすでに100万件を越えている。事業所も急増して全国に約20000事業所。実状は悪質事業者も多いという。

   コムスンの折口雅博会長・・日商岩井勤務を経てディスコ「ジュリアナ東京」「ヴェルファーレ」参画。その後、グッドウィル・グループを設立して、1999年にコムスンを子会社化して介護事業に乗り出した。

   コムスンのトップについてみのがいう。「素晴らしい才能を持っているでしょう。でもやったことは決して素晴らしいことではない。お国もダメなら民間もダメ」そしていい捨てた。

   「介護を食いものにしたといわれても仕方ない」

文   初代不良家
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