「手と足だけ」シュールな新感覚コント(さまぁ~ず・さまぁ~ず)

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   「さまぁ~ず・さまぁ~ず」はその名の通り、さまぁ~ずが2人だけで30分間まるまる"さまぁ~ずワールド"を炸裂させる番組である。テレビ朝日で水曜深夜24時45分から放送中だ。番組コンセプトは「ひょっとしたら面白いかもしれない番組」である。

   もともとこの時間帯はさまぁ~ずとオセロ松島が2004年10月よりメインを務めてきた枠で、「指名手配」「三竹占い」「三竹天狗」とそれぞれ違うジャンルの番組が放送されてきた。そして今年の4月4日、それまでのスタッフを一新し、バラエティの原点ともいえるトーク番組として「さまぁ~ず・さまぁ~ず」は放送を開始した。

   番組の前半は主にフリートークで進行される。三村は家族の話、大竹はコンビニや病院に行ったときの話がしばしば話題になる。些細な日常生活のなんでもないことをクスッと笑える話に変え、最後には爆笑の渦に巻き込む腕はさすがといえる。三村はちょっと間が抜けていて楽天的、大竹は几帳面でネガティブ、というそれぞれの対照的に引き立ったキャラクターが一層笑いを誘うのだ。

   フリートークの途中に、そのトークの話題を題材にした「30秒程のミニコント」が挿入されるのもこの番組の見所である。例えばフリートークがコンビニの話のときは、「大竹がコンビニ店員役で、三村が客役」のミニコントが行われた。このミニコントは一風変わっている。2人の顔は一切映らず、画面に映るのは手や足のみなのだ。新感覚でシュールなミニコントが、動きの少ないフリートークにピリッとしたスパイスを加える。

   そして番組の後半では、ランダムに選ばれたテーマトークや、大喜利のようなお題に2人が答えていく。「最低速度30km/hの道路標識の新しい意味を考える」というお題に対して「いつもの運転を100点とすると、その30点で走行しなければならない」と答えたり、「動物が飛び出すおそれあり」の意味のシカのマークの標識を、シカの姿勢が綺麗だということで「ピーンとしたシカだけ通行できます」としたり、さまぁ~ずの2人にしか思いつかない発想に笑いが止まらない。

   「さまぁ~ず・さまぁ~ず」は、さまぁ~ずの全てを味わえる番組。さまぁ~ずのフルコースを食べているようなもので、毎回、笑いでお腹いっぱいだ。

   テレビ業界では明石家さんま、ダウンタウン、ナインティナインなど冠名のつくトーク番組を持てば一流お笑い芸人の証と言われるそうだ。さまぁ~ずもこの番組で、一流芸人としての笑いを確実に見せている。

   ※さまぁ~ず・さまぁ~ず(テレビ朝日・水曜24時45分~)

ドリーマーズ・ハイ

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