2018年 7月 21日 (土)

「六本木に事務所は持ちませんよ!」

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   連日、マスコミを賑わすコムスン問題。もう飽きてきたと言いたいところだが、この件では興味深いコメントが数多くあるのも事実なのだ。それだけ多くの論点を内在している問題だと言えるのかもしれないかもだ。

   今日もスーパーモーニングのスタジオは白熱し、まるで子供の喧嘩のような騒ぎに発展した。まずは史上最強の弁護士・橋下徹の見解を聞いてみよう。

   コムスンの不正請求等よりも国の裏金のほうが問題だと橋下は言う。「(コムスンのサービスはどうなのか)利用者の声が知りたい。よほど悪いなら別だが、不正、不正とコムスンを責め立てるより、次を考えるべき」と暗にマスコミ批判。

   コムスンが顧客無視の儲け第一主義、ディスコ王を戴く19世紀的強欲企業であることはワイドショーをはじめとする報道では既定路線である。それに沿った「利用者の声」「従業員の声」はずいぶん流れているが、橋下は知らなかったのだろうか。

   そこで、「こいつ、週刊朝日読んでねえのかよ」とばかり、山口一臣・編集長が苛立たしげに話し出す。コムスンでは従業員が次々と辞めていく、と実例を紹介したあと、「介護は思ったより儲かるビジネスではなかった。ある程度、志や社会的意義を持ってる人がやらないと、こういうことが起きてしまう」

   すると「そんな、損してまでやる人、世の中にいますかね。事業だから参入してくるんで」と橋下が噛みつく。山口は「そんなの当たり前だよ!」と語気を強めて応戦し、さらに極論に。「本当に介護やりたい人は、六本木ヒルズに事務所なんか持ちませんよ! 下町の事務所なら利益もでるんだ」。

   橋下は「それなら、週刊朝日が利益だして、寄付でもすればいい」と、なにが「それなら」なのか、意味がよくわからない展開。山口は「儲けたらやりますよ!」と苦笑する。

   どうやら週刊朝日もそんなに儲かるビジネスではないようだが、とにかく両者の溝は最後まで埋まらなかった。

文   ボンド柳生
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