「NOVAはテレビCMで急成長したのに残念」
お茶の間に‘駅前留学’のCM攻勢をかけて全国に920校。「だまされた」40万人以上の受講者――語学スクールで最大手にのし上がったNOVAに業務停止命令。
「トラブルが続出していたので、5年前から東京都が行政指導をしていた」(嶌信彦)
「テレビCMで急成長したのに残念。猿橋社長だって若くて優秀だったのに・・コムスンの社長もそう。カネカネで走ると落とし穴に落ちる。残そうとするとカネは逃げて行く。しまいには人件費を切り詰める、返すべきカネは返さない」(みのもんた)
「バブルですよ。ゴルフ会員権と同じ」(嶌)
「ほんと、未熟なんてもんじゃない」(みの)
番組トークの一部分だが、この会話で気になったのは次の2点。
(1)NOVAが短期間で業界トップになったのは、テレビCMのキャンペーンが最大の要因。つまりテレビ局にとって気前のいいスポンサーであった。結果として強力にバックアップしたにことなる。反省点はないのか?
(2))「今だけ入学金免除」「予約はいつでもどこでも」「いい加減なマニュアル」「クーリングの拒否」・・・こうした誇大広告には以前から苦情が続出していた。つまり多くの‘被害者’が声を上げていた。怪しいスポンサーとしてチェック出来なかったのか。
朝ズバッ!はNOVAへのレッドカードはひとつの社会ネタであり、若い資質のある経営者の未熟さがそうさせたという視点だった。
もちろん、うその内容のTVCMをきっかけに大金を支払って‘被害者’になった人の声も拾ってはいた。されどNOVAを野放し!にしたテレビ局にとって元?スポンサーは強し・・・