判定までの「ドキドキ感」がたまらない(歌スタ!!)

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   「歌スタ!!」は月曜日の深夜24時26分から30分間、日本テレビ系列で放送されている「歌」&「歌い人」発掘バラエティ。どんな番組かというと、一般人が出てきて歌を歌い、プロがそれを聞き、歌を書き下ろすかどうかを判断するという、いわゆるオーディション番組だ。だがしかし、この時間帯の深夜番組が単なるオーディションのまま引き下がることがあるだろうか・・・いやない。

   まず出演者。メイン司会は東野幸治でアシスタントがチュートリアルと臼田あさ美(女優&モデル)、という面白くないわけがないと個人的には思ってしまうメンツ。そしてあとは、パッパラー河合・深沼元昭などのプロの作曲家たちである。

   特に東野は東野らしさを存分に発揮していて、重くなってしまう可能性のあるこの番組を見事に見やすくしている。さすが毎週「行列のできる法律相談所」で島田紳介に鍛えられていることだけのことはある。この人のニヤけた不敵な顔は人を惹きつける。

   チュートリアルも良い。そのポジションは、3月まではアンタッチャブルが務めていたところ。彼らがお笑い界の将来を担う若手として期待されているのがうかがえる。一般人が歌を歌う前、チュートリアルの二人がその人の紹介をする。軽いネタをはさみながら言うのだが・・・面白い。特に徳井。この人は人間が笑うツボを見事におさえている。あの"間"とイケメンから繰り出される"顔芸"は天性だ。福田も徳井の陰に少し隠れているが、真面目さが良く伝わってくる。意外にも、二人はこの番組が関東での初レギュラーらしい。福田のキャラが確立し、経験を積めば、チュートリアルは近い将来絶対的な存在となるだろう。

   出演者だけでなく、オーディションの判断を下す方法もユニークだ。挑戦者の歌を聞いて、プロの作曲家が「曲をこの人のために書こう」と思ったら「よろしく」の札を、ダメだったら「ごめんね」の札をあげる。他の曲を聞いてもう一度判断したい場合は、両方の札をあげる(井出方式という)システムとなっている。

   素人にはとても上手に聞こえ、これはいけるだろうと思うような場合でも、そこはビジネス、中々「よろしく」の札はあがらない。だが、東野が「判定をどうぞ」と言ってから札をあげるまでの"間"は・・・最高だ。視聴者側は、この挑戦者は上手だ、今回はいけるだろうと思っているだけに、この"間"によって妙な緊張感を味わえる。効果音も昔ながらの定番の音で素直にドキドキさせられる。実際の現場ではどのような雰囲気なのだろうか、気になる次第である。

   月曜日の深夜、一週間の始まりに、歌・笑い・緊張感に包まれた、あっという間の30分を過ごしてみてはいかがでしょうか?

   ※歌スタ!!(日本テレビ・月曜24時26分~)

文   ちょこちっぷめろんぱんなくん
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