「渋谷の狭い土地に温泉は無理だった」

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   渋谷の繁華街を震撼とさせた爆裂。番組は女性専用温泉施設「シエスパ」で起きた事件の続報。専門家をスタジオにまねいて長時間トーク。「みなさん、自分のことだと思ってくださいよ」とみのもんた。

   東京の地下には「南関東ガス田」が広がり、その埋蔵量は約4千億リットル。全国の都市ガスの年間販売量の約10倍分だとか。視聴者としてみれば、これが輸入に頼っているエネルギー源にならないものだろうか・・・などとアタマをかすめる。まったく話題にもならないから、論外なんだろう。

   健康プラス美容プラス癒し・・・こんな時流に乗って東京の温泉は急増している。1995年には84温泉施設が現在は約150に増えた。渋谷の事故をうけて都では約150の温泉施設を対象に実態調査を始めた。しかし、法的な規制は・・・ない。

   「掘削の段階では許可は必要ですが、開業して実際の運営になるとまったく規制がない。だから責任はどこにあるのかということになる」(嶌信彦)

   現実に「シエスパ」は運営業者任せ、運営業者は管理会社任せ、そしてその下請けは「ウチはメーターの記録だけです」

   真剣顔のみのもんた。「これじゃぁ、水掛け論だ」いや温泉論だ。

   「つまり都心で温泉となると用地が狭いのでガスを密閉する。その危険性がわかっていないのがむしろ問題です。地下から抜けたメタンガスをどのように逃がしてやるかがポイントで、オープンなところはほぼ大丈夫でしょう」(今橋正征・東邦大名誉教授)

   つまるところ、都心の施設は用地が狭い。小知恵を働かせてガスを密封するシステムにした。その結果として惨事が発生。

   東京の温泉――名乗るのは自由だが、ガス対策はずさんさが爆裂となった。「狭い土地に温泉は無理だったんだ。いままで惨事ゼロは不思議だったんですねぇ」みのの結論。

文   初代不良家
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