2024年 4月 19日 (金)

「農水省の役人、責任を取れ!」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   豚肉を混ぜた「牛ミンチ」――「こんなひどい例はない。詐欺だ」ふだんは冷静沈着な杉尾秀哉が声を荒げた。朝ワイドの主なターゲットは主婦層だ。食の品質、安全の問題ともなれば「ここぞ」とばかり怒り爆発。時には暴走の朝ズバッ!だが。

   コストを下げるためには豚を牛に!食肉加工販売の「ミートホープ」。7、8年前からインチキを始め、その量は少なくても140トンに及ぶという。番組の前半はとぼけ通そうとしたオヤジ社長への罵倒。

   「記者会見では二転三転、ついにムスコの取締役にいわれて自分の指示を認めた。このオヤジにはあきれたね」

   「あげくの果てに元工場長に責任を押しつけようとした。家族がいる、子どもがいるという生活を抱えたサラリーマンですよ。社長の言いなりになって黒幕呼ばわりされたり、お気の毒というしかない」・・・みのもんたの正義の味方役は得意芸。

   「そこで、みなさん」ときた。「先日、大臣が自殺した省庁は?」とわざとカッコつける。後半は新聞記事から受け売りの農水省にホコ先を向けた。

   <昨年春、同社元役員が数回にわたって農政事務所を証拠品を持って告発しようとしたが、相手にしてもらえず門前払いを食った>(朝日新聞)

   「農政事務所といえば農水省の管轄です。ちゃんとした証拠があるのに一切調査しなかった。これはマズイとわかっても予算がない、人がいない、あるいは・・・つまり役人の怠慢です」ここで声のオクターブを上げて「農水省の役人、責任を取れ!」

   インチキ商品であろうがとにかく売り上げ第一の民間業者、行政責任うんぬん以前に不正に目を向けようとはしない腐りきった役人根性。まさに構造的な詐欺事件だ。消費者無視、やりたい放題・・・中国のことは笑えない!

文   初代不良家
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中