「農水省は知らぬ存ぜぬでは通用しない」

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   牛肉偽装は農水省にも責任がある。朝ズバッ!はこの問題に“肉迫”した。

農水省は知らぬ存ぜぬでは通用しない

   ミート社のインチキが報道されてから、06年2月に北海道農政事務所に資料を持って告発した元幹部が再び同所を訪れた。「所長、課長あに面会したい」結果は推して知るべし。「所長不在」などの理由で追い返された。

   元幹部が農水省管轄の同所にミート社の悪行を文書「食品表示110番」にまとめて告発したのは1年3か月前のことだ。役所は一応は受け取った。「あ、そうですか」それが2月6日。3月23日になって告発された内容の文書作成、そして北海道庁へ持参。

   ――立ち入り調査など一切しなかった。この局面でミート社の不正は明らかになるはずだった。不正を見逃していたばかりか、道庁に責任を押しつけたのだ。朝ズバッ!が入手した文書のコピーを振りかざして「時間をかけて書類を作って、なんでこうなるの?」とみのもんた。

   「文書の内容は食に関する一大事ですよ。これを大変だと感じないのが役所人間なんですよ」(浅野史郎)

   <無責任>のたすきをかけた駅伝は続く。農水省は「この文書を受け取っていない」・・・

   「110番の通報があったのに長い間放置されておかれた。そして、役所でたらい回しですよ。こんな110番はありますか。あの内部告発があってやっと問題が表面化した。でなければ食の安全がいまだに脅かされたわけですから」(共産党・小池晃議員)

   ミート社の社員全員が解雇。浅野史郎はいった。「会社は社長のためにあるのではない。自分のためにあるのです。自分から早いうちに内部告発するなりの知恵を出さないと、会社はつぶれるんです。会社なんて築城3年、落城3日なんです」

   ミート社の黒い背景には、役所が責任のなすり合いも加担していたということだ。

文   初代不良家 | 似顔絵 池田マコト
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