「痛恨」がぴったりの表現・・・宮沢さん訃報

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   「平成の高橋是清」といわれ、護憲の思想を貫いた宮沢喜一さんが87歳で亡くなった。

戦争を二度とやってはいけないと言われました

   宮沢さんといえば、まず経済通。第一次日米繊維交渉時の通産相(佐藤内閣)、バブル経済の発生時に蔵相(竹下内閣)、バブル経済崩壊時には首相、「失われた10年」の大不況時に再び蔵相、財務相(小渕、森内閣)。何度も経済閣僚を務め、危機的状況に陥った日本経済のカジ取りを担った人だった。

   その経済閣僚としての評価は、戦後の「55年体制」の評価とともにいずれ歴史家が検証してくれるだろうが、宮沢内閣発足時に自冶相兼国家公安委員長を務めた塩川正十郎氏が番組に生出演し、「"痛恨"がぴったりの表現です」。

   塩川氏によると、「宮沢さんは雑談がとても面白い人。酒が好きで小唄、端唄がとてもうまかったんですよ」。インタビューをしたことがあるという小倉も「戦争を二度とやってはいけないといわれましてね……」と、こもごも述懐。

   番組では、訃報の感想を聞かれた安倍首相が「たいへん聡明な方で……」とコメントする姿も流した。安倍首相から見ると、宮沢さんは孫とおじいさんほどの年の差があり、首相経験のある大先輩だ。訃報で開口一番、年下の人を評するように「聡明な人」というのはおかしくないか。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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