国会閉幕「安倍内閣は何をやっていたのか?」

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   安倍政権が初めて臨んだ162日間の国会が昨日7月5日閉幕した。番組は「成果があったのか、混濁だけだったのか」を検証した。

国会って進歩しないですね

   記者会見で安倍首相が強調したのは、35分間の会見時間のうち9分間を費やした「年金問題」。そのなかで安倍首相は、宙に浮いた5000万件分の照合を来年3月までに前倒しで実行すると強調。「最後の一人に至るまでチェックし、保険料を払っていただいた方に正しく年金をお支払いします」と述べ、胸を張った。

   これにキャスターの小倉智昭は「かなり自信満々のしゃべり方でしたが…」といったが、ゲストの政治アナリスト・伊藤敦夫は「強気になるほど痛々しい」と冷ややかだ。

   それもそのはず、5000万件分の照合には、本人通知作業で1000億円の経費がかかる。伊藤は「社会保険庁のしでかしたミスを結局は国民が払う。過去の社保庁の幹部たちから徴収するなど、まだまだ工夫が必要だ」とし、年金問題が終わっていないことを強調する。

   一方、安倍内閣が提出した法案は97本。うち89本がドタバタの中で成立した。安倍首相は「すべての法律を成立させ、その実績を参院選で訴えたい」と語ったが、こだわるあまり数の論理で「強行採決」した法案は14件に達した。森内閣のゼロ件、小泉内閣の5件と比べダントツの多さ。混迷ぐあいがわかる。

   さらに首相自ら任命した主要ポストや閣僚の辞任も相次ぎ、松岡農相の自殺まで起きた。再三にわたる閣僚の失言で、国会が混乱したことも目立った。

   小倉は「国会って進歩しないですね。安倍内閣は何をやっていたのかわからない」と、タメ息。ドタバタ、どさくさ、混濁が印象に残った国会だった。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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