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小倉激怒「なぜ社保庁に人柄とか言われるの?」

   消えた年金納付記録をどう判断して給付するのか――総務省の「年金記録確認中央第三者委員会」が7月9日、その認定基準を発表した。本人の申告が「社会的通念に照らして不合理でなく、人柄などで総合判断する」と、給付の認定基準を決めたのだ。

「なぜこんなに急いでやるの?」

   番組リポーターの大村正樹が、まず認定基準の説明をした後、テレビ東京の社員だった5年6ヵ月ぶんの記録が消えている小倉に「人柄で判断するとなると、毒舌(の小倉さん)はダメといわれる恐れがありますね」と、水を向けると小倉が「すべて社保庁のミス。しかも年金収支をキチンと発表できない社保庁になんで人柄とか態度とか言われなくちゃならんの」と激怒。

   さらに続けて小倉が「ぼくも食えない時代に国民年金の数千円を払うのに苦労した。最近は自分でやるからと納付しない人も増えている。そういう人たちが申告した場合どうするの?だんだん腹が立ってきた」。

   日頃おとなしい佐々木恭子アナも「なぜこんなに急いでやるのか、選挙を意識したとしか思えない。もっと慎重にすべきですよ」と、珍しくあらわに批判を。

   こうした稚拙さがさらなる問題の引き金となってきた安倍内閣のその場しのぎの手法。とうぶん改まりそうにない。