「100-1=0」 帝国ホテル料理長の「仕事の流儀」(プロフェッショナル)
2007年07月13日06時07分

(c)NHK
明治23年に開業した日本を代表する超高級ホテル「帝国ホテル」。その厨房から生み出されるフランス料理は、海外の要人に「ここにもパリがある」と言わしめたほど。現在その総責任者を務めるのが、第13代料理長・田中健一郎だ。
田中の仕事の流儀は、「100-1=0」。どんなにおいしい料理でも欠点があれば、たちまち0点になってしまう。どこまで料理に気持ちを込め、完璧な料理を作り上げることができるか。田中の日常は、そのせめぎ合いの連続だ。
フランス料理界きっての名門厨房にカメラを据え、受け継がれてきた「おいしさの秘密」と400人を率いる総料理長の「仕事の流儀」に迫る。