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段ボール入り肉まん「これ、わかんないね」

   中国の改革・開放は、パンドラの箱か? 風邪薬、オモチャ、練り歯磨き‥‥禁止物質の検出で、世界中で回収騒ぎになっているというのに、今度は肉まんの中身が使い古しの段ボールだった。

想像を絶するアイデアですよ!

   国営テレビの記者が潜入して、隠しカメラで動かぬ証拠をとらえた。豚肉と段ボールの割合は4対6と段ボールの方が多い。しかも、段ボールを苛性ソーダに浸けて溶かし、それを包丁で刻んでいる映像もあった。苛性ソーダに触れると皮膚が溶けることは、小学生だって知っている。

   そんな劇薬入り肉まんは、毎朝北京市内で売られていた。業者は「普通では気づかない。自分は食べない」と平然という。同業者も怒る。国営テレビも「なんといっていいか」というが、これが明るみにでたのは、度重なる不祥事に政府が動き出したもの、との見方もある。

   番組は料理学校の先生にこれを実際に作ってもらった。といっても、苛性ソーダは使わない。段ボールは水に浸して軟らかくして、大竹真がなべで煮る。さらにひき肉と混ぜていため、皮でくるんで蒸し上げた。

   割ってみても肉まんそのもの。匂いも肉まんと同じ。「恐い」と先生がいう。

   スタジオでそれを全員が点検した。加藤浩次は「違和感がない。若干色が」という程度。みんな「臭いも普通」と。食べた加藤は「噛んでるうちに段ボールの繊維が軟らかくなる」

   テリー伊藤は「これ、わかんないね。想像を絶するアイデアですよ! 水際で止めてもらわないと、たまったもんじゃない」