年金・政党討論「何も結論は出ませんでした」

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   「とくダネ!」の参院選特集・第5弾は各政党の政策責任者7人が出席。各党の主張を熱っぽく述べた。最大の争点である年金問題に1時間半を費やした。しかし、かえって社会保険庁の怠慢の根深さが浮き彫りになっただけ。結局「なにも結論は出ませんでした」(小倉キャスター)。

年金を納めていない人も人柄で決めるのか?

   出席者は、自民・中川昭一、民主・松本剛明、公明・斉藤鉄夫、共産・小池晃、社民・阿部知子、国民新・亀井静香、新党日本・田中康夫の7氏。まず「とくダネ!」が行った有権者2000人のアンケート調査で、75%と最も関心の高かった「年金問題」について各党の主張を聞いた。

   ここでは各党の細かい主張は省くが、集約されたのは政府・与党の強調する「宙に浮いた年金記録の1年以内照合」の実現性と「今後の年金制度の改革」。

   年金記録の1年以内照合については自民・中川、公明・斉藤の両氏が「本来の人に本来の年金が支払われるように、最後の一人まできちんと対応したい」と。これに国民新・亀井氏が「1年やそこらで出来るわけがない。いま政府・与党がやっているのは、偽装対策だ」とかみついた。

   呼応してリポーターの長谷川豊が「未納者の割合が35~40%ある。こんなに未納者がいるのに根コソギこういう人たちに払うんですか?」。

   ここで多勢に無勢の不利を感じたのか中川氏から何やらクレーム、そこで小倉が「確かに2対5でバランスを欠いてます」と言ったものの、小倉の勢いも止まらず「年金を納めていない人でも人柄で決めるのか?」と煽った。

   このあと社保庁の責任論に移り、民主・松本氏が「幹部も組合も両方責任がある。なのに責任追及のために総務省に置かれた年金記録検証委員会は、事務局が社保庁というのはおかしい。国会でデータを要求しても事務局が出し渋っている」と、社保庁の根強い隠ぺい体質に強い不満を示した。公明の斎藤氏も社保庁の出し渋りの事実を認めた。

   年金制度改革についてはさらに議論百出。中川氏が「次の国会で法案を提出するよう検討している」というと、亀井氏は「当座をしのぐ毛バリ(擬餌)ばかりだ」とキツーイ一発。

   そして時間切れ。最後に小倉が苛立ちながら「他に聞きたいことがいろいろありましたがどう考えてもムリ。年金問題は何にも結論は出ませんでした」で締めた。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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