刈羽原発放射能もれ「大丈夫なのか?」
2007.07.17 12:50
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「あれ? 刈羽原発から煙があがってます」というレポーターの声。新潟中越沖地震の発生で飛んだヘリからの第一報だ。
東京電力は「原発3号機用の変電所の火災で、午後0時10分消防署により鎮火。放射能の影響もない」と発表した。変電所は原発の建物の外にあり、直接本体には影響しないと。
ところが、午後10時になって再び会見し、「非管理区域において、午後0時50分頃水漏れを確認。放射能がふくまれた水が海水に出たことを、午後8時10分確認した」「法令で定める値以下で環境への影響はない」と。
後段の部分はどうでもいい。問題は前段だ。非管理区域というが、実は使用済み燃料プールの水が地震でプールからあふれ出たもの。おまけに、午後1時前にそれを確認しながら、海水に流れ出た確認が午後8時。放射性物質が発電所外に流出したのは初めてだ。これは東電の管理能力の問題になる。
テリー伊藤は「変電所の火事でも、道が混んでいたからと消防車の到着に1時間もかかっている。いまさら、何をいってんだといいたい」
宮崎哲弥は「原発は地震のあるところに作ってはいけないもの。地震国の日本につくるんなら、耐震構造をきちんとしなくてはいけない。放射能水が外部に出たのは大きな課題を残した」という。
加藤浩次も「また地震があるかもしれない。大丈夫なのか」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト