ハリポタ「ニセモノ版」本物より早く登場

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   "ニセモノ大国"中国!なんでもありの珍事は続く。今回は累計3億冊の世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズ 。注目の第7巻完結編はイギリス本国では7月下旬に発売、その他の国(ニホンを含む)では10月末に書店に並ぶ予定だった。

「やったもの勝ちでしょうね

   本国イギリスでは内容がバレないように25億円ものガード資金を投入しているが、相手が中国となれば話は違う。すでにニセモノが 堂々と横行しているのだ。

   スパモニは北京で取材すると、本の露天商は「そんなものはないよ」一応はすっとぼける。よく見ると分厚い「蛤利・波打」・・・表紙には映画のスチールがばっちりパクって使われていて、内容はホンモノの「ハリー・ポッター」とは似ても似てつかない完全な恋愛小説だという。

   ホンモノは58元(予定価格)だが、なんと、ニセモノは76元と逆転!しかも露店では1冊10元の粗悪品もあるというから、わけわかんない。

   ニセモノが先行発売されたとあって、ホンモノを刊行する人民文学出版社も当惑する。「誰もわからない物語なのに・・・」そこでホンモノには特別なシールを張って対抗する準備をしている。

   「中国としては国内だけで売れればいい、やったもの勝ちでしょうね。でもハリー・ポッターの名前を使っているから完全に不法です。中国でも国際基準でやろうとしているので過渡期の問題」せっかくならパロディとしてやればよかったと弁護士の大澤孝征。

   作家の若一光司は「中国はWTOに加盟して知的財産を守ろうと、いまそのGメンを養成しているんです。間に合わなかったんだ」

   両者ともにニコニコ笑いながらのコメント。なんでもありの国のことだし、この程度では驚かないよ――しかしいつまでも笑ってすませるパクリ問題ではない。

文   初代不良家 | 似顔絵 池田マコト
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