中越沖地震「原発の安全神話が崩れました」

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   中越地震の被害をめぐる後手後手の対応に批判が集まっている東京電力刈羽原子力発電所で、今度は7号機の主排気筒から、粒子状放射性物質の排出が確認された。また、放射性廃棄物の入ったドラム缶約100本が倒れ、うち数本の蓋が開いていたこともわかった。

東電はちゃんと会見してないでしょ?

   地震直後、3号機外側の変電施設の火災に続いて、6号機の使用済み燃料プールから放射性物質を含む漏水が海に流れ出た。外部への流出は止まったが、内部ではまだ微量の漏れは続き、建物内は水浸し状態だという。

   そんな中での大気中への放出。検出されたのは微量のヨウ素、クロム、コバルトなどで、環境への影響はないというが、大気中への漏れは初めてだ。これまでの調査で、1-7号機で約50件の機器の故障や損壊があったという。今回の地震が、発電所が想定していた規模(M6.5程度)をはるかに上回ったのは明らかだ。

   新聞報道によると、地震の断層が発電所直下まで達していたことが、気象庁などの解析でわかったという。となると、刈羽原発は想定の倍以上にあたるM6.8のエネルギーをもろに受けたことになる。

   加藤浩次が「M6.5という想定自体が問題になる」といったが、いま全国16か所、44基の原発で、新しい基準に合致しているのは中部電力浜岡発電所だけ。

   テリー伊藤は「ミサイルが来ても安全だ、といっていたのが崩れましたね。でも、東電はいまだにちゃんとした会見してないでしょ?」

   「その浜岡だって、新しい活断層がみつかっている」(八代英輝)

   「新しい基準も、見直す必要があるということ」(加藤)

   昨日のこの番組で、東大地震研の纐纈一起教授が、「この地域が北米プレートとユーラシアプレートの境界線上にあるという新説がある」といっていた。そうなるともう、基準なんかより「そんなところに原発を?」という問題の方がはるかに重い。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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