J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

バンソウコウ赤城大臣「まるで小学生か中学生だ」

   試合後のボクサーみたいに登場したのは渦中の人だった。多額の事務所費問題が取りざたされている赤城徳彦農水相が7月17日、顔に複数のバンソウコウを張った姿で閣議や会議に出席した。

なぜ自らナゾを深めるのか?

   閣議後の会見ではけがの理由について「大したことはありません」を繰り返す。「暴漢に襲われたのか」の質問にも「大したことではありません」・・・ニホン語の理解では「多少はやられた」と聞こえるが。「大した・・・」発言はカウントしたら実に7回。

   番組では使用前・使用後といった感じで、先週の顔とバンソウコウの顔をパネルで並べて見せた。正直なところバンソウコウの顔はなんともユーモラス。伸びたヒゲも目につく。補足説明として「私は肌が弱いので、かぶれたのかもしれません」とのコメントを発表した。

   48歳の疑惑の新任大臣になにがあったのか、そりゃあマスコミが突っ込みたくなるというものだ。

   スタジオはお笑いネタみたいなスマイルトーク。番組進行役の赤江珠緒が「なぜ自らナゾを深めるのか、わかりませんね」その目も笑っている。

   鳥越俊太郎は「ぼくの推測だが」と前置きしていう。「事務所問題や議員宿舎のことで彼はかたくなになっている。これはね、新聞やテレビ記者にまともに答えたくないと意地になっているんじゃないか」

   そしてキビシク断じた。「まるで小学生か中学生並みで、一国の農水相がとる態度ではないよ」

   スタジオ・トークは「ヒゲ剃りあとだったらそれはそれでフツーに話せばいいのに」「疑惑をバンソウコウで隠した」などと盛り上がった。石丸幸人はとどめのコメント。「これで彼は完全情報非公開男のキャラが定着しましたね」――