「エコバッグにも金儲けの流れがきた!」
2007.07.19 12:34
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「銀座に大行列ができました」。山岡三子が、うわさのエコバッグをかかえて登場した。バッグの中には、ネギ、ニンジン、レタス、ナス、大根、ジャガイモ。沢山入っている。それが本来の用途だ。
銀座や新宿での発売をめぐる大騒動は7月14日のことだったが、こうしてみると、何の変哲もない布製の買い物袋だ。ただ大きく「I'm not a plastic bag」とあるだけ。こんなものがなぜ?
アニヤ・ハインドマーチというのだそうだ。93年にロンドンにオープンしたブランドで、英王室御用達だとか。本来は高級バッグだが、エコバッグは、ビニール袋の消費を抑える目的でデザインされたもの。値段も税込みで2100円と安い。
ロンドンで話題になったのが4月、スーパーのチェーンで1時間で2万個売れたというので、火がついた。国によってロゴの色が変わったりしたせいか、発売する先々で大騒ぎ。銀座の行列でも、台湾からとか、オークションに出すとかいうのがいた。
しかし、スタジオの男たちはにべもない。
「あれだけ走って二酸化炭素出してれば、エコじゃない」(加藤浩次)
「不健康ですよ。セレブたちは、右手にこれをもって左手にちゃんとしたバッグをもってんですよ」(テリー伊藤)
「エコバッグにまで金儲けの流れがきたかと」(加藤)
「もってる人は普段使わない。そういう気持ちになること自体、なんか民族のねぇ」とテリーは露骨に嫌な顔をする。
これも「エコブーム」の一つの断面なのだろうが・・・
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト