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テレビの「捏造体質」は万国共通!?

   中国は北京の屋台で、段ボール入りの特製肉まんが売られている。なかなかショッキングなこの"スクープ"は、朝ズバッ!も小躍りして報道した。あるコメンテイターは「通は屋台で食べるなんて言ってますけど、こんなものが売られてるんですね(笑)」と嘲っていた。

捏造にしないと問題がおさまらないからじゃないの?

   ところが市当局が調査してみても実体がなく、"スクープ"を放送した北京テレビは昨日「スタッフによる捏造だった」として謝罪したという。

   政治体制や食品の安全基準は国によって異なるも、テレビの体質は万国共通なんだなあと納得してしまったのだが、業界に詳しい司会者のみのもんたは、この問題にはウラがあると見ているようだ。

   「そう(捏造に)しないと問題がおさまらないからじゃないの!?」。あくまでも冗談混じりではあるが、中国の上部構造が動いたのではないかとほのめかす。しかし、そうした陰謀説よりは、テレビ局が捏造したという話のほうに、より真実味が感じられる今日このごろではある。