小倉提言「開票が遅れてもいいじゃない!」
2007.07.20 13:05
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「選挙は開票ありきでなく、投票ありきでしょう」。小倉智昭キャスターのオープニングトーク今朝は、朝日新聞の「投票所の3割が終了を早める」という記事に触れ、「開票が遅れてもいいじゃない!」と訴えた。
投票の終了時間を繰り上げるのは、全国5万1700か所の投票所の「3割」に当たる1万4800か所。理由は、「平成の大合併」で自冶体の範囲が広がり、開票場所への投票箱の移動に時間がかかるようになったため、ということだ。
小倉は言う。
「テレビ局としては、開票が早いほうが助かるが、ボクとしてはおかしいと思う。せっかく多くの人に投票してもらおうと法律まで改正したのだから、いいことはやるべきですよ。災害で開票時間に間に合わない場合もある」
佐々木恭子アナも「目的が違いますよね」と賛同した。
本末転倒のお役所仕事といえるが、逆の例もある。
東京都桧原村に事故が多発する急カーブの道路があった。そこで村が、本来の道路標示の表現にはない「超」の字を入れ「超急カーブ」と路面に表示したところ、大きな事故が減ったのだ。
小倉はこの例を引き合いに出し「超法規的に柔軟にやってもいいと思う」と提言した。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト