2018年 5月 24日 (木)

赤城農相「バンソウコウ外しても疑惑ははがれない」

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   政治家は顔である。こんな“業界内”の定説があった。ところが疑惑が追及された赤城農相の顔はサプライズだった。不精ひげにバンソウコウを貼った顔でぼそぼそ。「大したことはありません」を7連発。ワイドショーにとってはおいしいキャラだった。

説明するといいながら隠している

   バンソウコウ顔でむっとした表情。なんとなくユーモラス。結果としておちゃめなトレードマークとなった。しかしスタジオでは手厳しい。キャスターのひとりである山口一臣(週刊朝日編集長)はきっぱり。

   「バンソウコウをはずしても疑惑ははがれませんよ」

   スパモニは日一日と小さくなるバンソウコウ顔を写真パネルで並べた。なるほど大したことはありません。ついに、1週間後の今朝、記者会見に登場したバンソウコウ農相のトレードマークはナシ。

   「毛包炎という病気だそうで、ほぼ治りました。ぶざまな姿で無愛想な対応だったことを反省しております」

   *毛包炎=毛包に生じる感染症。毛の根元が、小さな白にきびのような状態になる。温水プールやひげをそるさいに発症し、特に治療しなくても1週間以内に治る。

   問題は事務所経費だ。架空の経費計上や経費の付け替えをした疑惑については「会計責任者がきちんと処理していれば何でもないことだった」といつもの答え。

   ――ANNアンケート調査によると赤城農相は十分な結果説明をしていない=85.1%

   「7年間もの間、実態のない事務所経費をしていた。これは政治資金規正法に違反する虚偽記載の疑いがあります」(大澤孝正・弁護士))

   「いい訳を重ねている。これは間違いなく重大な虚偽記載です」(若一光司・作家)

   山口一臣はこう締めくくった。「1215万円が架空計上されている。この非課税のカネは丸々裏金になっている可能性がある。説明するといいながら隠している。事務所経費だけはバンソウコウをはがしていない」

文   初代不良家 | 似顔絵 池田マコト
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