2018年 7月 24日 (火)

保育園児、置き去り死「暖人を返せ、この野郎!」

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   「暖人(はると)を返せ、この野郎!」と父親(30)が叫んだ。「焼香すんな、お前ら!」という参列者の声も。

基本的なことができてなかった

   北九州市で炎天下の車内に放置されて亡くなった2歳7カ月の保育園児浜崎暖人ちゃんの告別式が、きのう行われたが、焼香に訪れた保育園長らへの家族の怒りはおさまらなかった。

   7月27日午後、私立中井保育園の園児20人が午前中、近くの公園に遠足にいった。2台の車で保育園に戻ったのが午後1時半。園児たちは車から降りたが、暖人ちゃんだけが取り残されたのを気づかず、車は駐車場に。午後4時半になって、おやつのプリンがひとつ余ったので、暖人ちゃんがいないことに気がついた。

   保育士が車を外から見たがわからず、その後車を移動させたが、なお気づかず。午後5時になって、別の園児が忘れた帽子を車内にとりにいった保育士が、ぐったりしている暖人ちゃんを見つけたという。まだ息があった。

   しかし、保育士は車のクーラーで冷やしたといい、救急車を呼んだのは30分後。暖人ちゃんはすでに心肺停止で体温は40.8度もあった。死因は熱中症。この日北九州市は気温33.3度の真夏日だった。後の警察の検証で、当時の車内は50度近かったと思われる。

   何ともひどい話だ。幼い子どもたちを預かっていながら、人数の点検をしていなかった。いないとわかってからも、また発見してからも、そのいい加減な対応は理解に苦しむ。

   「基本的なことができてなかった」(加藤浩次)

   「まず救急車を呼ぶ。また子どもは脈拍が60以下だったら、心臓マッサージと人工呼吸が必要というガイドラインがある」(香山リカ)

   「園児を1人の人間として見てなかった。だからいなくなっても気がつかなかった。こういう仕事に携わる人として、全員失格」(宮崎哲弥)

   「救急車を呼んだらことが大きくなるという隠蔽だったと思う。魂が入ってない」(テリー伊藤)

   「1年半も通っていて、なんで顔を覚えていないんだ」と。父親の悲痛な叫びだ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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