夏の風物詩・花火の「ツボ」(美の壺)
2007年08月01日06時48分

(c)NHK
江戸開幕以来、将軍から庶民までその心をひきつけてきた夏の風物詩・花火。今から約300年前の享保時代にはすでに、隅田川で毎年川開きのときに花火が打ち上げられるようになっていたという。
当時は橙(だいだい)の単色だった花火も、一つの色が二段階、三段階と色を変えるように進化していった。そこには、日本人ならではの色彩感覚と、花火師の絶え間ない努力があった。今では、色鮮やかで多彩な形状の花火になり、豊富なバリエーションの花火を楽しむことができる。
今回の「美の壷」では、夜空に幻想的な火花が広がる瞬間の「美」を深く味わうためのツボを紹介する。
※美の壺