「帝国ホテル」の看板に甘んじない「地味なシェフ」

印刷

   少し前になるが、NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル」で帝国ホテルの総料理長・田中健一郎さんを取り上げていた。「ムッシュ」と呼ばれた村上信夫さんの跡目を継いでいるシェフだ。

   村上さんが超有名な人だったからなかなか大変なんだと思うが、番組としては、力まずに田中さんの日々の仕事ぶりを淡々と描いていたのが良かった。

   「プロフェッショナル」というからには、「プロとは何ぞや」というのを感じさせてもらいたいわけだけれど、料理に限らず、客の要望や注文をいかにキャッチするかが、プロとして重要だ。

   豪快なイメージだった村上さんと違って、今度のシェフはまじめで地味な感じのする人だが、客の要望には細心の注意を向けている。客から下げてきた皿を見て、全部食べたかと気にしているシーンが印象的だった。

   それから帝国ホテルの看板に甘んじることなく、新しいメニューを考案していこうと取り組んでいる。こういう積極的な姿勢もとてもいいことだと思う。村上さんみたいに面白いことを言うタイプではないけれど、ほかの有名シェフに負けないようにがんばってほしいね。

   伝統と 格式を破る 新メニュー

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中