「1円領収書」添付「抜け穴だらけで危険です」

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   「1円から領収書を添付する」。自民党執行部が打ち上げた政治資金規正法の再改正案が、党内の反発にあい漂流状態になっている。今朝のスパモニ『ちょっと待った!』で、玉川徹リポーターが「1円からの領収書でも、まだ穴だらけ」と政治とカネの問題を取り上げた。

   自民党の改革実行本部総会が昨日8月7日に開かれたが、出席した太田誠一議員はニコニコ顔で「急いでいないことが今日分かった」。元防衛庁長官の大野功統議員となると「政治は特別な世界です」と、相変わらず「曖昧模糊とした特別扱い」を主張し、逃げを打つ。

   これには作家の落合恵子が「政治を特別な世界に置いていることに私達は怒ったのに……」とあきれ顔だ。

   ところが、玉川が「ちょっと待った!」と、「1円からの領収書添付でも、まだ抜け穴だらけです」と新たな問題を提起した。ネタ元は元参院議員の笹野貞子さん。彼女によると、1円からの領収書添付は「『ポーズ』で、抜け穴だらけ。政治家"性善説"は危険です」というのだ。

   政治資金規正法には「経常経費」「政治活動費」「その他の支出」の項目がある。今年6月以前は「政治活動費」について「5万円以上は領収書を添付」だった。6月以降は「経常経費」についても「5万円以上は領収書を添付」に改正した。

   仮に「1円からの領収書添付」を義務づけても、今度は「その他の支出」に付け替えるというわけである。

   もう一つ玉川が取り上げたのは毎月100万円が全議員に支払われる「文書通信交通滞在費」の存在。登場するのは先の衆院選で当選した自民党の杉村太蔵議員。

   当選当初のインタビューで、100万円と聞いて「そんなにメールもできないし」とビックリし、4カ月後の再インタビューでは、「100万円を何に使っているか」と問われ、「積み立てています」と答えたのを再現した。

   玉川は「これって、おかしくないですか?民間なら、経費を仮払いして余ったなら返しますよ。国会議員は渡しっきりで、しかも無税ですから」と、この経費に疑問を投げる。

   ただ、参院選に初当選し、番組に生出演した川田龍平議員は「本当に活動している人は経費はかかります。ボクの場合は無所属ですから政党助成金も出ない。まじめにやらない人は積み立ててしまうのでしょうが……」と。

文   モンブラン
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