個性派キャラで客つかめ!「男前豆腐店」のブランド戦略
2007年08月25日06時58分

(c)NHK
パッケージに大きく「男」と書かれた「豆腐」。フランスパンのような形、長いネーミングの「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」。劇画調のイラストが描かれた「マサヒロ」。これらはすべて、独自のブランド戦略でヒットを飛ばしている「男前豆腐店」の豆腐だ。
1パックが150円から300円と高額ながら、濃厚な味、奇抜なパッケージとネーミングで女性や若者の心をつかみ、創業2年で売上高は10倍を超え35億円に達している。
社長の伊藤信吾さんは父親の経営する豆腐メーカーで営業をしていた頃、価格競争に巻き込まれた。その苦い経験から、今までにない個性的な豆腐づくりを始めた。さらに、商品の関連グッズやイメージソングなど独自の世界観を作り上げ、消費者の心を惹きつけている。
激しい価格競争にさらされている豆腐業界。オリジナル豆腐で成功路線を歩む伊藤社長にヒット商品を生み出す秘訣を聞く。