感動押し売り「世界陸上」 女子アナの涙はやりすぎだ

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   猛暑の下での激しい運動。意識は朦朧となり、滑る、転ぶ、倒れる。大阪の世界陸上(もちろん、TBS独占中継)は人道的見地から中止すべきではないだろうか――少なくとも、今年の日本の8月は選手にも観客にも最悪のコンディションだ。

   しかし、朝ズバッ!に言わせれば、そんな暑い中でも記録のため、メダルのため、賞金のため!?頑張るアスリートが感動を誘う。感動の連続である。

   だが、番組のほうから「感動」を押しつけられると、視聴者は感動しない。アナウンサーがカラオケで河村隆一の曲でも歌っているかのように一人で盛り上がっていると、ハタで見ている方はしらける。

   今日は、スポーツ担当の高畑百合子が感極まって、目に涙をため、ハナを手でぬぐっていた。100m走選手の朝原宣治、感動の引退を伝えるニュースである。

   男のカラオケ陶酔よりはマシだけど、涙はやりすぎだ。テレビで見るアナウンサーの涙。どうしようもなく、きまりが悪い。

   たまには民放でも、慇懃無礼に思えるほどのNHKアナ的抑制を見せてほしい。

文   ボンド柳生
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