2018年 7月 18日 (水)

「築地の危機」日本に高い魚が入ってこない!

印刷

   「マグロが食べられなくなる!」と言われはじめて久しい。今まで日本に輸出していても自国での消費量は少なかった中国などが、ここへきて自国の消費を激増させているからだ。日本以外にもマグロを求める国が増えた。

   とは言っても、まだまだ日本はマグロ大国。国内外で捕獲されたマグロが市場に流通する際に通過するのが、ご存じ「築地市場」だ。今回のカンブリア宮殿、ゲストはその築地市場の中にある卸売業者7社のうちの一つ、築地魚市場株式会社の社長・鈴木敬一だ。

   マグロ危機のほかにも、築地を通さない「市場外流通」や魚の国内消費量減少など、築地を苦しめている要因は多数ある。その結果、取扱高はピーク時よりも2500億円も減った。

   鈴木は「築地の危機」をこう分析する。

   「不思議な現象なんですが、世界的には魚の需要があって供給が限定されているから当然価格は上がるべきですよね? しかし、日本では思ったより価格が上がらない。ですから、世界の各国で日本が買い負けの現象が起こっている。アラスカの紅だとか、ノルウェーの鯖だとか、そういったものが日本よりも海外のマーケットで高く売れる。だから日本にそれらが入ってこない」

   高い金を払って日本に魚を輸入しても買う人がいない。たしかに私も実家では魚をほぼ毎日口にしていたが、一人暮らしを始めてからは本当に魚を食べなくなってしまった。肉の方が安いし、調理も簡単。スーパーに行っても魚売り場にはあまり近づかない。一人暮らし大学生で、こんな人は多いのではないか。

   魚はマグロだけではない。イワシにはDHAがたくさん含まれていて頭が良くなる――昔よく言われたものだ。自分のためにも、もっとお魚を食べなくては!

   ※カンブリア宮殿「世界の築地は、永遠に不滅だ!~築地魚市場株式会社社長・鈴木敬一」(2007年8月20日放送)

文   慶応大学・がくちゃん
今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中