Nスペ「もし東京で大地震が起きたらどうなる?」
2007年09月01日06時50分
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(c)NHK
東京を含む直下型の大地震は、今後30年の間に70%の確率で起きるとされている。
国の中央防災会議は、去年、冬の午後6時、風速15メートルという条件化でマグニチュード7.3の地震が起きた場合、1万1千人が死亡、85万棟の建物が失われるという報告書をまとめた。
被害の大半が地震直後に発生する地震火災によるものであるという。関東大震災の教訓を元に街づくりをしてきたといわれる東京だが、地震火災の危険はむしろ広がっているとの指摘がある。
東京都の想定では地震の発生直後1000ヶ所で火災が発生する。行政は、住民は、どう対処すればよいのか? 研究と対策現場の最前線を取材し、都市を襲う地震火災の危険を警告する。