また農水相辞任「ほんとに政権末期という感じ」

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   結局、なるようになった。不祥事続きの農水相ポスト、3人目の遠藤武彦氏も改造内閣発足一週間でアウト。国の災害補償金を不正に受けていた団体の長で、しかもわかってから3年間も返却せずでは、安倍首相も「辞任のダメージより続投のダメージの方が大きい」と。

だれが総理になっても、同じ自民党

   なにしろ、遠藤氏が組合長である米沢市の農業共済組合が、災害補償で加入者を水増しして115万円を不正に受給していたことが、会計検査院から指摘されていた。氏はいわゆる農水族議員の大物。会見で遠藤氏は「04年には把握していた。申し訳ない」と述べたが、以来なにもせずで今回大臣に就任。「政治家とは、族議員とは、そういうことなのか」と、これまでの不祥事とは違った批判にさらされたわけだが、辞任は否定していた。

   「これは、安倍さんがどうのというより、長年の悪習からきている」(みのもんた)
   「税金をだれの金だと思ってんだということ」(末吉竹二郎)
   「これは一種の詐欺ですからね。農水省にも責任がある。3年前から知っていながら、なぜ(組閣時に)いわなかったのか」(与良正男・毎日新聞論説委員)

   今回の処理では、与謝野官房長官、麻生幹事長のタッグで、辞任を渋る遠藤氏にサッサと引導を渡した。さすがベテランだが、逆に安倍首相の存在感はどこかへ飛んだ。

   「1カ月もかけた身体検査は何をやっていたか」(杉尾秀哉)
   「農政そのものが、補助金ばらまきを脱却しなければいけないときに、これは国に対する詐欺ですから、質が全然違う」(与良)

   「改造内閣どうなりますかね?」とみの。

   「改造で支持率は10ポイントあがったが、これでまた低空に戻るでしょう。脱スキャンダルに失敗したわけで、安倍さんではもたないという声がすでにくすぶっていますね」(与良)
   「リクルート事件での竹下内閣を思い出す。ほんとに政権末期という感じになっている」(杉尾)
   「しかも、遠藤さんだけかと、国民もわれわれも思っているわけだから、手がない」(与良)
   「だれが総理になっても、同じ自民党なんだから、これ同じですよね」(みの)
   「安倍首相がなぜ続投したのかも、まだ説明がない」(末吉)
   「話はそこへ戻る。参院で問責決議案が出れば終わりですから、主導権は野党の手にある」(与良)

   遠藤農水相は、今日(9月3日)午前9時すぎ与謝野官房長官に辞表を提出し受理されたが、坂本由紀子・外務省政務官も辞任(事務所費の二重計上)というおまけもついた。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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