2024年 4月 26日 (金)

迫力ない「台風中継」みのもんたイライラ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   台風9号が首都圏を直撃するというので、お天気情報はもちろん、番組のあちこちで細切れに台風情報が挿入された。各地にレポーターがいるのだが、この台風、自転車並みというのろのろで、中継で台風らしい絵が出てくるのは八丈島だけ。ここで、珍しいことが起こった。

現場にすぐ連絡して!

   「外は危険なので、室内に避難しています」というのはいいのだが、窓ガラス越しの映像がすっきりしない。7時半前には、風が弱まっていたのか、雨のしずくが窓ガラスを縦に流れて、とうとう墨絵みたいになっちゃった。室内からのレポートもなんとなくノリが悪い。

   みのもんたがここで、「危険をおかして外へ出ることはありませんが、映像だけは窓を開けないと墨絵みたいでわからない。カメラが濡れてもいいから‥‥現場にすぐ連絡して!」と、スタッフに指示を出した。

   ところがそれから番組終了までの1時間、繰り返し出る台風の中継は、館山、城ヶ崎、下田の気の抜けたような絵ばかりで、八丈島がすっぱり欠けてしまった。

   現場が対応できなかったのか。「なにいってんだ」ともめたのか。「朝ズバッ!」が終わったあとのニュースでも、同じ窓からの映像だった。ただ、ガラスだけはきれいにされていたようだったが‥‥へそ曲がり視聴者には、こういうのがいちばん面白い。

   それはともかく、首都圏接近・上陸は明日の朝の「朝ズバッ!」の時間だという。ゆっくり台風なので雨の影響が長引きそう。海から真っ直ぐ上陸すると、勢力は衰えない。コンクリートで固められた都市は、雨水の行方が重大関心事だ。

   地下鉄、地下街、トンネルの浸水、停電エレベーター、信号機の倒壊による混乱‥‥特に地下街は、外のお天気が見えないのだから恐い。突然水が‥‥という事態もありうる。

   「地下鉄や地下街にいて水没して溺れるなんて、想像できませんものね」と、みのが妙にしんみり。

   まあ、都市は何が起こるかわからない。明朝はとにかく要注意だ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中