2024年 4月 25日 (木)

自民総裁選 街頭演説フィーバー「なぜあんなに集まるの?」

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   福田・麻生の一騎打ちとなった自民党総裁選。昨日(9月17日)は大阪と高松で演説会が開かれたが、大変なフィーバー。だが、言ってることは「地方格差の解消」(福田)、「政治にリーダーシップ」(麻生)と新味はない。

もう一人、若い人が欲しかった

   みのもんたが、「なんでいまごろ、そんなことを言ってんだ。何年国会議員やってんの、と言いたくなる」といえば、毎日新聞の与良正男が「予想以上のフィーバー。安倍さんの辞任がなんか昔のことのように思える。これは広報作戦です」という。なるほど。

   で、「朝ズバッ!」がアンケートをやった。その結果は‥‥

福田麻生
能力・資質18%10%
人柄・印象26%21%
リーダーシップ8%20%
改革への姿勢5%13%
他の候補よりまし35%28%

   これを見て与良は「よく見ているなという感じはある。世論調査でも福田さん優位とでていて、安定感のようなものを求めている」と分析した。

   が、みのは「惜しむらくは、もう一人若い人が欲しかった」と。与良が「時間に余裕があればあったかも。いま、衆院で20人、30人の力は重要。キャスティング・ボートにもなりうる」

   柴田秀一が「自民党員でもない、投票もできないのに、なんであんなに集まるのか」と、当然の疑問を投げた。「総理大臣として見てるんですかね」

   この手のフィーバーは小泉さんから始まった。が、今とは状況が違う。あのときは、一般の小泉人気の圧力に背中を押されて、地方党員が半ば「しょうがなくて」小泉さんに投票したのだった。「橋本さんを選んだら、次の参院選に勝てない」と。今回は、どちらがなっても大きな違いはない。

   「8時またぎ」では、中川昭一(麻生)、平沢勝栄(福田)の両氏が応援団で登場した。両氏によると、「国のため、世界のため、地域のため、人のため」(麻生)、「安倍の対極にいる」(福田)という色づけだったが、いちばんの違いは拉致問題での強硬度か。

   今週はいわば、党内の議論だが、与良が「いずれ解散・総選挙になる。これは自民党のためにも必要だ。一般の人もそこできびしい判断を迫られる」と。

   一般の目がより政治に向けられるようになったのも、小泉さんが残した功のひとつだろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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