日本人はなぜかくも簡単に人を殺すようになったのか?

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   なぜこうも殺人事件が続くのか。「朝ズバッ!」はニュースの垂れ流し、繰り返しだからなおさらという感じになる。

なぜ殺されてしまったのか?

   京都・京田辺市氏で、警察官の父(45)が就寝中に、専門学校生の二女(16)に斧で首を切られ死んだ。二女は前もって斧を購入し、犯行時には黒いワンピースに着替えていた。「お父さんが嫌いだった。女性との関係がいやで」といっているという。

   普通のおとなしい子だったと、近所はいう。両親と娘2人の、一見仲の良い家族に何があったのか。

   岸井成格が「わざわざ黒に着替えて斧でというのは、処刑的な儀式的なにおいがある。思い違いとか、妄想とかもあるかもしれない」というが、やっぱり想像がつかない。

   一方、東京・江東区では、21歳の女性がアパートの押入で死んでいるのがみつかった。同居していた20代の男に殺されたものらしい。「殺したのは自分です。これから後を追う」という男の書き置きがあった。

   近くの実家の父に、「敬老の日に行くから」と電話があったまま連絡が途絶えたので、母と妹が訪ねてわかった。活発な頭のいい子で、中学を出るとすぐ近くの弁当屋で働き、兄弟の面倒見もよかった。2年前から男と同居していたが、父親の話だと、しばらく前から別の男と親しくなり、別れ話もあったらしい。「まさか殺されるなんて」という。

   みのもんたは「なぜ殺されてしまったのか。何があったのでしょうか」と、ため息をつくばかりだ。

   作家の荒俣宏が「殺すという選択が短絡的に行われますね。人間の関係が浅くなっちゃったんだなぁ」というが、そこから先が見えない。

   日本人はいつから、かくも簡単に人を殺すようになったのか。共通しているのは、その結果をほとんど考えていないということ。視野がどんどん狭くなっている。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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