暗算ができないのは小学校以来の「正確主義」が原因だった!
2007年09月25日06時00分

(c)NHK
今、インド式計算ドリルがベストセラーになるなど「計算」がブームだ。買物や料理の分量計算や海外でのレート計算で暗算ができるととても便利。だが、なかなかうまくいかないものだ。
実は「一桁まで正確に」という小学校以来の思い込みが暗算を妨げていた!
今回の「ためしてガッテン」では、暗算上達の秘訣を紹介する。ちょっとした工夫で脳を上手に活用し、ラクに計算することができるのだ。
番組では10桁の掛け算を数秒で暗算するそろばん名人の脳を分析した。すると、脳の「空間認知」の領域が活発に活動していることが判明。頭の中で「そろばん玉」の画像を映し出し、それを動かして計算していたのだ。
そうとわかれば、ガッテン流「ドンブリ勘定」を提案する。100円を「1ドンブリ」と置き換えて数え、ざっくり100円単位で足し算する計算法だ。これだけで、買物総額がほぼ誤差なく算出できる。その理由とは?
あわせて、話題沸騰のインド式計算法も紹介する。
「ためしてガッテン」