カップラーメン値上げの裏で・・・オーストラリアの大干ばつ

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   とくダネ!の今週の特集は「地球環境プロジェクト」。本日の第一弾は大干ばつに見舞われた農業大国オーストラリアの現実。ものものしいナレーションでスタートした。

これは干ばつというより砂漠化ですね

   <いま地球上で起きている異変。私たちはその事実を本当に知っているのか。そして何が出来るのか>

   小麦粉を原材料とするうどんやカップラーメンの値上がりは次々と発表されている。輸入国のニホンとしては、オーストラリアの農産物が不作だとすぐ値段が高くなる構図になっている。

   直面している問題は未曾有の干ばつだが、この延長線上に地球環境の危機がある。

   南半球に位置するオーストラリアはいまが春だ。現地リポートしたのは気象予報士・天達武史。まず中央部の大穀倉地帯ミルドゥラなどでは、どの貯水池も干上がっている。河口湖ほどの大きさの湖がちっぽけな水たまりになっている。川が乾ききって曲がりくねった固い土の"道路"になっている。

   「これは干ばつというより砂漠化ですね」(小倉智昭)

   雨が降らない。作物は全く育たない。悲観した農民は続々と農地を棄てて都市に出て行く。自殺に追い込まれているケースは4日に1人のペースだという。値上がりを心配するニホンと比べようがない深刻な状況だ。

   干ばつは日常生活に及んでいる。飲料水などの水不足。

   現地の気象予報士ロブ・ジェルは言う。「干ばつとはいつか雨が降るということですが、これは干ばつというより新しい気候というべきでしょう」

   干ばつ、異常気象という言葉ですまされない異常な地球の変化だった。

   「都市部ではそれほどでもないけれど、水は限りある自然だと実感しました。わが国でも猛暑などがありますが、異常気象ではなく、この先に地球の温暖化が起きる可能性もあるのです(天達武史)

   天の恵みである雨。こうなれば大雨のニュースだって、あるいは台風だって天の恵みのような感がある。

   竹田圭吾が締めくくった。「アフリカや中南米、中国の一部でも深刻な問題となっていて、水資源の争奪戦が世界規模で始まっています。そんなに遠くない将来には水が石油のように取り引きされる・・・そこまで考える必要があります」

   水を大事にしましょう――オーストラリアの現実を取材した番組のメッセージだったが、そんなに悠長な問題ではない。

文   初代不良家 | 似顔絵 池田マコト
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