「病魔との闘い」克服したヒデキ 「本当の男よ」とセンセイ感激

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   「今日の衣装もすごい素敵で…」。番組冒頭、タッキーこと滝沢秀明がアイドル兼俳優とは思えないような棒読み調で細木数子大先生を讃える。

今年から3年間、イイ仕事がんがん行くね

   どこかで見たような紫色のツーピース――これは書店などでお目にかかれる。なぜなら、よく当たる占い本セット(平成20年版)のカバー写真である。「(通常、同じ衣装は二度と着ないが)着てくれという問い合わせが多かった」らしい。毎週毎週、手を変え品を変えて自著の宣伝を番組に折り込むセンセイには感心するが、本当に驚くべきは、昨今の写真修正技術の高さかもしれない。

   さて、2時間SPのゲストはセンセイと長い付き合いで「弟のようなもの」という西城秀樹。自ら、ヒデキの都合を無視して勝手にブッキングしておきながら、「フレッシュさがなくてイヤだ」というワガママ発言でスタート。

   ヒデキに扮して登場した司会の有田と上田(くりぃむしちゅー)が、スター栄光の時代を振り返っていく。「ヒデキ感激!」のカレーCM、今でも立派だという「ギャランドゥ」、コンサートでは女性ファンが波を打って失神、下着や50万円の札束がステージに投げ込まれるという狂乱ぶりであった。野球場での単独コンサートやペンライトを流行らせたのもヒデキ。

   だが、クライマックスは、もちろんそこではない。「コレなんですよね、結局」と有田がつぶやいたのは、4年前に突然襲った病魔との闘い。予想はされていたが、結局、これなのだ。

   脳梗塞で倒れ、入院したヒデキ。言動がままならず、躁鬱病になるなどして芸能界引退も考えたが、「ゆっくり病気になったのだから、ゆっくり治せばいい」という妻の言葉で思いとどまる。「家族がいなかったら死んでたと思う」と目を潤ませながら、家族の価値を語るヒデキ。「みんなのお役に立ちたいという気持ちになった」「病気よ、ありがとう」。なんだか、どこぞの信仰の人が集会でスピーチしているかのようである。しかし、その姿に「いいパワーを感じる」「男の温かい顔がでてきた。本当の男よ」とセンセイ感激。

   鑑定では、「ヒデキ還暦」のとき、どうなっているか知りたいとのリクエストに「60歳になったら、頑固になるわ」とのお言葉。「でも、大丈夫。今年から3年間、イイ仕事がんがん行くね」。頑固でも仕事があるから「大丈夫」なのだろうか。なお、その後は3年間小休止だが、「58歳から、またがんがん行くよ」。最後は「頑張って」とガッチリ握手を交わしてフィナーレである。

   ややもすると傲慢であった元国民的大スターが、思いがけぬ大病をきっかけにファミリー・バリューズに気づかされ、それを涙ながらに語る。これほど、簡単にまとめられる"物語"には、そうそうお目にかかれないかもしれない。

   さて、次週のズバリ!は――休み。さらに、もう一週空いて、次回放送は10月16日だそうです。ゲストは一体誰なのか。お楽しみに!

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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