「真相究明」にはほど遠い 北の湖理事長の「無気力会見」

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   時津風部屋の集団暴行事件。前日の文部科学省の指導を受けて日本相撲協会は10月2日、師匠の時津風親方を呼び事情聴取した。当初、ウソをついていたことがはっきりしている親方に話を聞いただけで真相究明? これではファンをバカにしていないか?

私たちが聞いていることとそう違いはない

   北の湖理事長の記者会見によると、約1時間半にわたる事情聴取でわかったのは、時津風親方が斉藤俊さんの亡くなる前日、ビール瓶で額を叩いたこと。それと翌日の朝、死ぬ直前に、ぶつかり稽古中に兄弟子がバットで尻を1回たき、棒のようなものでも叩いたことだけ。

   入門2か月目とはいえ立派な体格の力士が、この程度で「多発性外傷ショック死」するとは思えない。

   会見でも記者から「暴行について兄弟子たちから事情聴取することはないのか」との質問があった。しかし、北の湖理事長は正面から答えずに「やはり警察の方にお任せするのが一番と思います」と、あい変わらず他人事のよう。自ら事実を究明する気魄がないと、相撲界を取り巻く難局を乗り切るのは難しい。

   もっともスタジオでも、リポーターが「弟子の方たちから事情を聴くべきだと思うのですがねー」と水を向けても反応なし。キャスターの小倉は「相撲の存続かかわる重大なこと」と言いながら、「(記者会見の中身は)私たちが聞いていることと、そう違いはないですね」。

   さらに小倉は「親方は理事会で『立件できないと思いますんで、どうか安心してください』といった話が伝わっています」と話すなど、チグハグなコメントが目につく。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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