2024年 4月 20日 (土)

「時津風親方処分」に小倉疑問「親方が正しかったらどうなる」

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   また?と怒られそうだが、今朝の『とくダネ!』がトップニュースで取り上げた時津風親方の続報の"迷走ぶり"について一筆。

警察がなぜ動かないのか気になります

   『とくダネ!』は、まず「きょう理事会で処分が決まります」と前触れしたあと、日本相撲協会が10月4日におこなった時津風親方に対する2度目の事情聴取、親方夫人が協会理事全員に配った上申書について、VTRで報じた。

   親方の2度目の聴取は、ぶつかり稽古のあと亡くなった序ノ口力士、斉藤俊さん(当時17)について兄弟子たちに事情聴取した結果、親方の言い分と食い違いが出てきたために行われた。また理事全員に配られた上申書は、親方に理事会で弁明の機会を与えるよう求めたもの。

   そこで本題。このあとキャスターの小倉智昭が「警察はまだ処置を明らかにしてませんね。この段階で協会が処分するのですか」と、いきなり"逆走"、疑問を呈した。

   さらに「もし、警察の対応によって、親方の言い分が正しいとなると(協会の処分は)どうなるの?」「処分の撤回はあるの?」「解雇でも退職金はあるの?」と小倉の疑問は続く。

   取材したリポーターによると、協会が解雇の処分を行うのは初めてだそうだが、1度きめた処分の撤回はないし、解雇処分の場合は退職金は支払われないとか。

   さらに小倉は「そういうことを考えると、警察がなぜ動かないのか気になります。協会がこの段階で処分を決めるというのは、メディアが騒ぐからでしょうか。メディアが100%正しいとは限らないですよ」「不当解雇で訴えて勝った場合もある」と"逆走"は止まらない。芸能リポーターの前田忠明も「もう少し待ってもいいのではないか」と追随。

   「ごもっとも」と言いたい小倉の意見だが、協会の勇み足になるのでは?との危惧は以前からわかっていた。なぜ今頃なって急旋回?という疑問に加え、これまでの『とくダネ!』の報道経緯からすんなり肯定もできない。

   どだい協会の稚拙、拙速さは朝青龍問題いらい指摘されてきたこと。テレビを含めマスコミは、それを追尾し報道してきた。

   しかし、ここにきてなぜか、フジテレビは別番組で親方の言い訳に終始した釈明インタビューを流し、翌日の「とくダネ!」でも親方の言い訳インタビューと対照的な兄弟子の証言を対比させて報道した。さらに今朝は、協会の処分に「待った」をかけ、元に戻るよう疑問を提起するのか?

   日替わりでこれをやられては、視聴者は戸惑うばかりではないか?

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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