「バカの壁」の養老孟司が解説「唇はなぜ敏感なのか?」
2007年10月12日06時00分

(c)NHK
“人体の謎”を最新の科学で解明する番組「解体新ショー」。“目から鱗”のカラダの秘密に迫る。今回は、劇団ひとりと麒麟が「口の周り」の素朴な疑問を解体する。
劇団ひとりの疑問は「“親知らず”は役立たずなのか?」。
10代後半から生え始めて、口の中のトラブルの原因として悪名高い「親知らず」。現代人にとっては役目の無くなってしまった歯だと考えられがちだ。しかし最近では、案外役に立つ歯であることがわかってきた。親知らずの役割とは?
一方、麒麟の疑問は「唇はなぜ敏感なの?」。
唇がある動物はヒトだけだという。唇を調べてみると、からだの他の部分に比べて敏感に出来ていることがわかる。なぜヒトは唇をもつようになったのだろうか? ベストセラー「バカの壁」で知られる解剖学者の養老孟司が解明する。