イラン誘拐・大学生「深夜特急的」バックパッカーのルートで

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   トップニュースはイランで誘拐された男子大学生(23)の続報。昨日に続き大村正樹が最新情報と共に、若者に人気のバックパッカーをリポートした。

   誘拐された学生は、横浜国大教育人間科学部4年の中村聡さんとわかった。誘拐した武装グループは8月にベルギー人男女を誘拐したグループで、イラン南東部を拠点とする麻薬密売組織「シャフバシュ」らしいことも判明した。

   ところで、中村さんがインターネットに残した「旅の記録」によると、5月25日に中国入り、6月19日チベットを経由して7月6日にネパール。ここで地元の子供たちに英語を教えるボランティア活動に取り組んだ後、8月25日バングラデシュ、9月25日にパキスタン入りしている。

   中村さんが辿ったこの経路は、若者の間で人気の高い、アジアからヨーロッパ行くバックパッカーたちのメジャーなルートになっているという。このルートとは多少異なるが、いまだにバックパッカーたちのバイブル的存在になっているのが、作家・沢木耕太郎の『深夜特急』。沢木さんは横浜国大の先輩でもある。

   パキスタンで活動しているフォトジャーナリストの渡部陽一さんによると、「このルートは旅行者が相当いて、あまり危険視されていないルートだ。とくに『深夜特急』にあこがれている若者がアジアからヨーロッパへ旅をしようとするなら、このルート以外はロシアのルートになる」という。

   ただ渡部さんは次のように警告している。「どこもそうだが、国境に近い地域は犯罪組織が活発に動いているので注意する必要がある」。ゲストコメンテーターのタレント友近も「今、無事な人も、たまたま何も起らなかっただけ。気を付けてほしいですね」。

文   モンブラン
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