「公の場で謝罪すべき」とジム会長「さぁ、亀田家はどう出るか」
ボクシングの世界戦で前例のない反則マッチをやってのけた亀田ファミリー。汚点史として語り継がれる結果となった。
JBCのキビシイ処分が下された。そして所属する協栄ジムの金平桂一郎会長が会見。朝ズバッ!では「4度頭を下げた」とカウントして報告した。
「全国民、ファンのみなさま、関係者のみなさま、申し訳ありませんでした」
スタジオには「日本人最年少」でタイトルを奪取した元世界チャンピオン・井岡弘樹が出演して、みのもんたとトーク。
「どんな予想だった?」(みの)
「キャリアが全然違うし、亀田には分がないと・・・極論すれば未熟だった」(井岡)
歴戦のチャンプの目からすれば、亀田大毅選手にはまだ世界のタイトルマッチに挑戦するには力量不足だった――
「試合に勝つためには意味のない反則でした。でもまだ18歳だし、基本からやり直しして欲しいですね」と井岡は控え目に語った。
「早く公の場に出て、謝罪しなければいけない。おわびする部分は確実にある」(会見で金平会長の発言)
「新聞の論調はキビシイねぇ」といいながらみのも「さぁ、亀田家はどう出るか」。
早目にマスコミの前に現れて、敗者の弁と処分について発言すべきだろう。ショーアップのために、言いたい放題だったのだ。
おいしい部分はマスコミをフルに利用して、身から出たサビのまずい場面になると逃げ腰一方では、高い視聴率で好試合を期待した国民を裏切ることになる。
ボクシングの信頼を失墜させた以上、最低でもボクシング関係者には謝罪しなければ、再起のゴングは鳴らない。
また"公の場"は、「TBS独占」では問題だ。商品価値があるとしてTBSはしゃかりきになって"亀田家神話"を作ってきた。さらに非難の声が炎上する。