東で挟まれ、西で刺される 「子供の目線」にほど遠い社会

印刷

   今朝の『とくだね!』は、痛ましい子供の事件・事故2件を取り上げた。トップニュースは、兵庫県加古川市で起きた小2女児刺殺事件。もう一つは神奈川県平塚市の「西友」平塚店で起きた小3男児(9)がエスカレーターの手すりと壁に首を挟まれた事故。

つけ狙われていたとすれば、いきなり刺すはずはない

   女児刺殺事件は10月16日午後6時5分ごろ、鵜瀬柚希ちゃん(7)が自宅前の路上で右胸と腹部を刺され、死亡した事件だ。

   柚希ちゃんは、自宅から300メートル離れた公園で、妹と同級生5人と遊んだあと自転車で帰宅。自転車をしまい玄関から入ろうとしたところを刺されたらしい。柚希ちゃんは病院へ搬送中、「男に刺された」と話したという。

   近所の人によると「かわいい、優しい子だった」ようだ。小倉智昭は「かわいい女の子だからつけ狙われていたとすれば、いきなり刺すはずはないと思う。まして自宅前と知っていれば、刺さないのでは・・・」

   では、通り魔の犯行? とすれば、「不審者がウロウロしていれば情報があるハズ」(女優の高木美保)なのだが、近所の人の話では、最近は不審者は見かけていないという。いずれにしろ、保護者同伴でないと子供が伸び伸びと遊べない社会が普通になってしまった。

   もう一つの悲劇は、エスカレーターに乗っている平塚市の会田卓矢君が、手すりと危険防止用のアクリル板の間に首を挟まれた事故だ。卓矢君は命に別条はないというものの依然、意識不明の重体だ。

   このエスカレーターには、危険防止のため壁に、つりさげ式と固定式の2種類のアクリル板が設置されていた。しかし、アクリル板とエスカレーターの手すりとの間には、すき間があり、50円玉を落として覗きこんだ卓矢君はこのすき間に首を挟まれたようだ。

   小倉キャスターは「危険なことはわかっていても、子供だからおカネを落としてしまったのでとっさに覗きこんだのでしょう」。

   不完全な危険防止用のアクリル板については、スーパーマーケットなどのエスカレーターに乗る時、誰しも危険性を感じていたのでは。申し訳程度、おざなりに設置された危険防止策が、かえってあだになった事故としか言いようがない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中