みのもホッとした「松坂が打たれたら袋叩きにされていた」
ア・リーグを制したレッドソックス。ダイスケ・コールで本拠地のボストンは「盆とお祭りのミックス」状態。市民が狂喜している映像を見てみのもんた。
「これが日本だったら、川に飛び込むね」
「ボストンから超速報が入りました」と高畑百合子アナ。レッドソックスならぬレッド・セーター。「ええ、合わしちゃいました」
映像は本拠地球場フェンウェイ・パークの外野あたり。松坂が軽くランニング、キャッチボールで調整している姿をとらえている。
きょうの朝5時ごろの松坂だ。
あれ、優勝決定シリーズ・第7戦でリーグ優勝を決めた夜は、ファンを交えたチームメートとの祝勝会。さんざめく祝宴は午前5時ごろまで続いたというではないか。
どちらも朝5時・・・・同じ時間ではないか、と思ってしまいます。
しかし――日米には時差があるのだ。数回目のシャンペン・ファイトがお開きになったのは、アメリカ東部時間の22日午前5時=日本時間21日午後7時。
それから一夜明けした日本時間23日の朝5時からの調整は・・・あちらでは22日午後3時ということになる。
移動しなくても、こんな計算をするだけで時差ボケしてしまう。とにかく松坂は休養予定だったが、それをとらなかった。
エヘヘ笑いをしながら言う。「ワールドシリーズもすぐに始まるし、1日休んでいるわけにはいかないと思った。妻からも、走った方がいいんじゃないと言われて」
すかさずみのがヤジる。「あの、しっかり者の奥さんだもの」
夫人は元日本テレビ・アナウンサーの柴田倫世。みのの目はこう語っていた。オジサンはテレビ業界のことは何でも知ってるよ。女子アナの性格も・・・
番組では地元紙の松坂記事も紹介した。<高額のマネーで日本から輸入した・・・> みのは腕組みをして「よかったよ。また5回かとなったら、袋叩きにされるところだったよ」
応援というより、本場の本番で恥をかかなくてよかった・・・ホッとしてため息。