大使がネコババ? 在外公館から「消える美術品」

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   ただいま芸術の秋。庶民が大金持ち様のコレクションに拝謁する機会に恵まれる、ありがたい時季でもある。スパモニによると、日本の外務省もなかなかのコレクターだ。年間数千万円もの美術品を購入し、在外公館などに飾っている。「日本文化を伝える重要な役割を果たしている」のなら、まあ意義はありそうだ。

消えた美術品、いくらなの?

   ところが、その美術品が消えている。2002年からの4年半で在外公館の美術品45点が劣化、損傷などの理由で“廃棄”、1点が行方不明。外務省によると、廃棄の規定や状態の記録はとくにないそうで、問題は杜撰な管理保存だけではない。在外公館職員によるネコババ疑惑も持ち上がっている。

   元駐レバノン大使の天木直人は、“廃棄”したあと、誰かがが持って帰ることはいくらでもありえると言う。宿敵・外務省の追及に執念を燃やす鈴木宗男・衆院議員のコメント。「大使か誰かが持って行ってしまっているのでは」

   ところで、消えたお宝のお値段はいかほどなのか。「いくらぐらいなの?」と鳥越俊太郎が聞くと、玉川徹リポーターはムッとして答える。「数千万のものから、数万円まで幅広い。金額の問題ではないんですが…」。カネの話すんな、卑しいぞと言外に匂わせる。観賞するならそうだろうけど、この場合、鳥越が言うように必要な情報じゃあなかっただろうか。

   それにしても――。昨日の番組では、図書館における本の受難が報じられたが、どうも道徳崩壊に貴賤はないようだ。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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