みの驚嘆「東京駅のエキナカに巨大商店街だって!」
「これまでは暗くて長いだけの通路でした。ぼくの人生みたいな・・・」
例によって、みのもんたの前口上の味付けは軽くて薄い。この軽薄さが視聴者をひき付けるようだ。もちろん、嫌がる人も多い。軽口で億単位を稼いでおいて"暗い人生だった"・・・よくいうよ。
東京の新名所だという。丸の内と八重洲をつなぐ通路に昨日(10月25日)、巨大商店街「グランスタ」がオープンした。確かに暗くて長いだけの通路だった。
朝ズバッ!はスタジオにジオラマを用意して(実際には作動しなくて、みんなの大笑いでオシマイ)米田やすみが現地から中継リポート。
JR各線の線路がひしめく東京駅の「丸の内←→八重洲」の地下通路は140メートルにおよぶ。この通路がエキナカ商店街になった・・・47店。
ニホンの玄関口・東京駅は再開発の中心にある。周辺には新しいビル群が新しく林立。丸の内側にある駅舎は1914年の開業当時のものに復元工事中。
東京駅の待ち合わせポイント「銀の鈴」は68年開設の時は張り子に銀箔を張った粗末なものだったが、それから段々とグレードを上げて、今回は4代目。宮田亮平・東京芸大学長がデザインした。
そして構内。エキナカ「グランスタ」のオープン。
「通勤ラッシュのピークは8時あたりだそうですが、ここは早くから開店しています。でき立てホヤホヤのお弁当があります。注文を受けて2分で出来るリゾットもあるんですよ」
米田リポーターはこんな報告をしながら、アツアツのあんかけ炒飯をほくほく。
“鉄路利用者”は改札を通過してから乗車するまで平均27分――というデータがある。そのわずかな時間が狙い目だ。さらの丸の内・八重洲周辺に勤めるサラリーマンやOLもターゲットになる。
駅は単なる通過点ではなくなった。
「エキナカに巨大商店街、オドロキの時代になりました」(みの)
「乗車しないで利用する人もいますよ」(米田)
「あの、カードでスーッと通る?」(みの)
パスモだの何だの、キップ事情もしっかり変わってしまった。